田んぼを借りて、昨年稲作してみて、初めてその田んぼの性質というか性格というか、やり易さ、やり難さ、を知った。人間と一緒で、田んぼそれぞれ。その中でも、私のようなトウシロウに貸してもらえら田んぼは、条件が、良いわけもなく、ましてや有機無農薬無肥料で、やろうとしたら、ただでさえ慣行栽培の農家さんに目の敵にされる。で、私の田んぼ。一番過酷なところは、田植え機、トラクター🚜が沈む深い田んぼ。で、排水の用水炉自体の水の流れ悪く、用水炉水位が田んぼの水位をはるか超えた、逆流する高さ関係。おそらく貸してくれた、お亡くなりになった主人の方は、わかっていて、排水の塩ビの水抜け口を開けていなかったのか?水逃げ場所がありませんでした。去年、田植え始まる数日前、先輩に言われたのは、灯油ストーブのぷかぷか、で田んぼの水を用水炉に排水しましょう❤️と、軽ーく言われたが、学校のプール丸ごと、手動灯油ポンプで汲み出すなんぞ、正気の沙汰には思えず。ホームセンターに水中ポンプなるものを探しにいき、結構な高価なポンプだったけど購入、なんとか田んぼの水を排出して田植えに間に合わせることが出来た。今年は、もう少し、なんとかしたく、水落としの塩ビ排水路と、水中ポンプが沈められる、田んぼの中にピットを掘った。粘土質の田んぼの土は、シャベルの作業でなんとかなるレベルでなく、機械の助けを借りての作業。ユンボでなんとかその場を凌いだ。農作業は百の技をこなせるのが百姓ということ、思い知りましたとさ。



