

今日も今日とて、外塚農園より。朝イチの田畑パトロール🚨も足早に済ませ、無理クリ招聘した大工職人さんと2人で土壁納屋古民家の修復作業を昨日に引き続き行いました。大家さんのお爺さん、ひいお爺さんの代から住居として使われ、のちに農機具類の納屋として使われた古民家です。土壁が崩れ、割れ、損傷の激しい状態のため、表面を固める塗料を塗布。その後に、モルタル#30,#20,#10と順番に仕上がげてゆく補修作業になります。長年の住民の生活に合わせて補修した様が柱や垂木など接木された様子などから伺えます。その壁面、柱と土壁をマスキングテープで養生してシーラーと呼ばれるモルタルの活着がよくなる塗布剤を刷毛塗り。その後、目の粗い順からモルタルをコテで平滑に慣らしていきます。もちろん、私にとってはじての作業です。コテ板にモルタルを盛って垂直の壁に塗る。言葉は簡単、やってみると超難い。一緒に作業している建設会社社長兼腕利大工職人さんに、指南を受けながら、あっという間の昼ごはん。途中、塗布剤が底をつき同伴でホームセンターに買い物に行き、時間おしつつ⏰夜8:30作業修理しました。人がたくさんいれば良い訳でもなく、また、予算削減するため自ら左官をする宣言もしているので気合いの作業。仕上げのムラのない壁面を見て、現代建築の屋内壁面ビニールクロス張りはちょっと慣れれば独立できるほど簡単ですが、左官壁塗り10年の修行が必要な世界で、残念ながらムラなく塗れる腕利職人さんは巷には数少なく、こうした古民家修復も、現代建築の大工さんでは「無理です、出来ません」で簡単に話が終わってしまう昨今の事情からして、今お世話になっている古民家の存続を掛け、全力で保存すべく活動しているものであります。連日の補修作業、かなり体を酷使。明日より遠方出張なので、そろそろ寝ます。おやすみなさい🌙