

埼玉県熊谷市にある、知る人ぞ知る、百歳農園高島さん夫婦に、ヘチマの種を譲っていただき、外塚農園の庭先に植えて数ヶ月。ようやく実がなりました❤️ なれども、ここまで来るまでには、長い道のりを経て、ようやくの結実だったのです。
はじめは、二葉三葉、の頃に、ことごとく虫に食べられて枯れてしまい、次に出てきた芽を行燈で煽って、羽のついた虫が寄りつかないようにしてみても、またもや、ことごとく葉っぱを食べられてしまいます。残念ながら、百歳農園さんと外塚農園との、土地柄や虫など生態系の違いで、ヘチマは成らない土地なんだ、と、思い込みました。ところが・・・、ある時、前回同様、二葉三葉、出てきても、虫が食べず、ツルが出て成長し続けます。あれだけ食べ尽くされたのに、なんで?そう思いましたが、その後も、ツルは伸び続け二階屋のベランダの柵まで伸びました。けれども、花は咲けども、実はならず、実がつかないヘチマ?そんなこともよぎったとき、雄花雌花のバランスが悪かったものに、待望の花が咲くと、日頃、クマンバチ🐝が、忙しく仕事してくれていたので、あっという間に実が出来て、二個三個、次々に結実しました。
種をもらった時、百歳農園の高島さんは言いました。放っておいて、気がついた頃、できるから、あまり気にしなくても大丈夫だよ、と。実際、結果とすると、気を揉んだりなんだりしましたが、長い目で見ること、植物には、必要なことなんだなぁ、と感心しきりです。まだまだ、駆け出しの農の世界、楽しんでいきたいと思います。