外塚農園は、元農家さん家族の住まいであった、母屋以外に土壁古民家が付属しています。今の大家さんの、曾祖父さんが暮らしていた建屋です。二階建て瓦と土壁の古風な作りは、私がこの地を訪れて一番最初に目に止まり好きになった❤️古民家です。お爺さんお婆さんが亡くなって、そのまま放置され、大家さんも解体して更地にすることを希望されてましたが、私は、なんとか存続の道を選びたく理解を求め続け、今に至ります。瓦屋根に50x50(cm)の大穴が開いていたり、柱が雨水で劣化、床も朽ち、そもそも昔からの沢山の家財を処分すること、今日の床を張り替えた姿からは想像もつきません。それなりの投資をして、古民家存続を選択しました。その考えに間違いはなかったなと、改めて思います。お金で替えられないものがあるし、今の現代建築大工さんには、とても作るなどのできない土壁、古風な障子やガラスの木製の枠🪟など、お金を払ってくれるような汎用品ではない、貴重な古物です。大事にしたいですね。


